ドライフードをローテーションする以外に、ドライフード自体は変えずにフードの割合を減らして、他の食材を足すことによって、日々のお食事にバラエティを持たせることが可能です。
『アレルギー特集』でも書いていますが、ドライフードは総合栄養食(=完全に栄養を取れるという意味ではなく、最低限の栄養価を備えているという意味です)ですが、水分含有率が少ないために消化に負担がかかり、加工食品であることは事実ですので消化率も素晴らしく良いという訳ではありません。
ドライフードの注意書きに、『新鮮な水をいつでも飲めるように』と書かれているのは、恐らくこの点を考慮してのことだと考えられます。ただ、『新鮮な水』を傍らに置いたとしても、水を飲みながら食事をするワンさんには出会ったことがありませんので、代謝(消化も代謝の一部です)に絶対的に必要な水分は、ドライフードのみの場合不足してしまいます。
その為、水分を多く含有する食材を足して与えることは、バラエティの面でももちろんのこと、代謝をスムースにしてくれるので、食物過敏症等の症状も起き難くなります。
具体的には、どんな食材を足すと良いかということですが、最も簡単な方法としては缶フードやレトルト等のウェットフードがあります。ドライフードの25%やもっと多くでも、ウェットフードにすることで比較的消化のし易いタンパク質を得ることが出来ますし、ほとんどのウェットフードは70%程度が水分なので代謝の助けにもなります。
他に、フードのタイプによって肉や魚、野菜を足すのもお勧めです。新鮮な生肉や生魚(抵抗がなければ)を足すと、酵素や消化の良いタンパク質が豊富に摂取できますし、過熱する場合でもドライフードよりも消化率は高いので、良いと思います。足す量にもよりますが、骨などを一緒に与えない場合にはカルシウムとリンのバランスが崩れてしまい、問題になってきますので、『手作りできるサプリメント』
内のカルシウムビネガーなどを利用してみてください。
良質なタンパク源を足すという意味では、お豆腐や
ご自宅で 簡単に作れる『無塩カッテージチーズ』や『ケフィアヨーグルト』も、栄養価、水分補充の面でもお勧めです。
野菜は、生で与えるのが一番ビタミンの損失率が低いのでお勧めですが、植物細胞のみに存在する細胞壁の主成分、セルロースは消化しにくいので、プロセッサーなどでドロドロ(粒々ではダメです)
になる位まで、粉砕する必要があります。減量時を除き、繊維質等の固形成分は除いてしまっても構いません。生の野菜には、酵素、各種ビタミン、繊維など有益な栄養素が豊富で、何よりも野菜には高い抗酸化作用を持つ色素系抗酸化物質が含まれますので、とっても良いトッピングになります。
加熱する場合には、茹でたり、電子レンジの使用をせず、蒸した温野菜を潰して与える事をオススメ致します。
炭水化物源については、足すことをあまりお勧めできませんが、足す場合には玄米などの精白していないものを、お粥状になるまで柔らかくしてから、プロセッサーでペースト状にすると比較的消化しやすい状態になります。 |