ブラッシングの最大の目的が肌をマッサージすることにある以上、@肌を傷つけない構造を持ち、
A肌までしっかりと届く適度な長さのピンを持つことが重要です。また、グルーミングタイムが
コミュニケーションを取り、ワンとの信頼関係を作ることに貢献するためには、ワンにストレスを
かけたり、痛みを与えない構造であることも重要です。
ここでは、A&Y DOGGY の上記@、Aの点に関する、ブラシ選びのワンポイントアドバイスを
載せたいと思います。
@ 肌を傷つけない構造:
肌を傷つけない構造のブラシとは、ピンの刺さっている部分にクッションがある構造を
しています。また、クッションがあっても、ピンを指で押してみた時にピンがクッションの
中に沈み、またピンを指で左右に動かすと円を描くようにスムースに動きます。(ピン
ブラシの場合)スリッカーブラシの場合には、ピンブラシの様にピンが大きく沈んだり
はしませんが、ピンの刺さっている部分にクッションが入っているものは、そうでないもの
よりも肌を傷つけにくい構造になっています。
A 肌までしっかりと届く適度な長さのピン:
通常、肌まで届かないほどピンが短いブラシというのはあまり存在しませんが、
長すぎるピンを持つブラシというのが多く存在します。ペンの上の方を持って、字を
書いて見るとよく分かりますが、とても書きづらくペン先にかかる力をコントロール
しにくいと思います。 ピンにも同じことが言え、ピンが長すぎる場合には扱いにくく
力加減がしにくい為に、肌に不必要な痛みを与えてしまうことがあります。
ブラッシングの際、死毛やアンダーコートの除去は肌の衛生にとても重要な意味を持ちます。
死毛には水分を含みやすい性質がありますので、湿気を含んだコートになってしまいます。湿気
を含んだコートでいることは、湿性皮膚炎(ホットスポット)や真菌性の皮膚炎を起こす危険性を
増加させますし、何よりもワンにとって快適とは言いがたい状態です。
多くの犬種は、ツヤツヤでコシのある外側の毛(オーバーコート)の下に、毛布の様にみっちりと生えた
比較的細い毛を持っています。換毛期などに抜け落ちるほとんどの毛は、このアンダーコートにあたり
ますので、抜け毛が多いといわれる犬種の多くはこの2重のコート(ダブルコート)を持っています。
アンダーコートは、寒い冬にワンの体温調節を手伝いますが、暑い夏には大量のアンダーコートが
残っていると、快適に過ごさせてあげることがなかなか難しくなってきます。
暑い夏になると、オーバーコートを刈り込みサマーカットにしてしまうワンをよく見かけますが、
これは実際は暑さ対策としては、逆効果です(詳細はこちらをクリック)暑さ対策として、最も効果のある
のはアンダーコートや死毛、ダブルコート以外のコートを持つ犬種には、毛量のボリュームダウンです。
アンダーコートや死毛の除去、そして毛量のボリュームダウンに役立つのが、コートキングやスリッカー
です。コートキングとスリッカーブラシはどちらも、ワンにストレスをかけることなく誰でもカンタンに
これらのケアを行うことが出来ます。 コートキングとスリッカーの違いは、その構造にあります。
スリッカーが死毛を引っ掛けて取り除くのに対し、コートキングはアンダーコートのみを切るようにして
取り除きます。一度の除去できる毛の量は、コートキングの方が上で短時間で大量のアンダーコート
を安全に除去します。
A&Y DOGGYでは、コートキングを換毛期に使用して一気にコートのボリュームダウンを行い、
換毛期以外の死毛の除去にはスリッカーを使用することをオススメしています